「病気」といっても風邪程度のものから命を脅かすものまで、症状や度合いまで様々です。残念ながら生きている以上、多くは病気で最後を迎えるという現実が待っています。
だからといって風邪をひいた位で一大事とばかり頻繁に病院を受診したり、何か些細な事があるたびに病院通いをする人は、まるで病気であることを認めて欲しいのでは?と思うことがあります。
確かに、ガンなどがんの治療法が進んだ今、初期の段階で発見されれば回復できるものもありますが、体の変調に神経質になりすぎて、ならずに済む病気を生んでしまう事もあるようです。これは物事にとらわれる、という心の問題です。
何となく具合が悪いから外出もしない、寝たり起きたりで食欲も出ない等、こういう状態が続いたら本当に病気になってしまうかもしれません。逆に長寿で元気な方の話を聞く事がありますが、風邪もひかないとか、病気をした事がないとか、もしかしたらこのような元気な方というのは多少の体調の悪さ等、普段から意識することもないかもしれません。
よく、「病は気から」という言葉を聞きますが、まさしくその通りなのかもしれませんね。それでも気になる症状があれば、その時に受診してもらう方がより自然なのではないでしょうか。