入院していた側からみて、お見舞いの時にはこうして欲しかったということがいくつかりました。
まず、一番大切なのは、お見舞いに行くタイミングです。通常お見舞いは、15時から20時といった具合に、比較的ゆったりとしている午後からの時間帯が多いです。午前中には検査や診察などが入っていることが多いからです。しかし、そのお見舞いが許されている時間帯だからと言っても、入院している側からするとその日によってはお見舞いに来て欲しくないこともあるのです。例えば、大掛かりな検査の後やリハビリの後などは体が疲れて切って、話す気力がないことが多いです。そのため、お見舞いに行く際は、本人との携帯のメールや、ご家族との連絡で大丈夫かを確認してから行くのがベストです。突然のお見舞いは、案外歓迎されていないことも多いのです。
また、差し入れに関しても困ったことがありました。特に食べ物です。食事制限がないからと言っても、病院内だとあまり動かないので、食欲がないことが多いです。それなのに、お菓子やデザートを差し入れされても困ることがありました。もちろん、人によっては喜ばれることもありますが、食べ物を差し入れる時も、本人に確認してからの方がいいです。
2016年11月19日