2017年8月28日

うつ病に負けない、休んでも問題ない。

私は大学二回生の終わり頃、うつ病と診断されました。
学部の授業がけっこうハードだったこと、また部活動もやっていた為、過労によるものでした。
朝9時から夕方6時頃まで授業に出て、その後部活動の練習に参加し、9、10時頃一人暮らしの自宅に帰宅しで夕食を済ませ、また次の日の授業の為に予習復習を朝方4時頃までして、3時間くらい睡眠を取り、また朝9時からの授業に出席する…という生活でした。

体力は低下して家からも出られなくなり、教科書や本を読んでも全く頭に入ってこなくなり、大学生活を続けるのが難しくなってしまいました。

大学生活を送ることができなくなってしまった為、退学も考えました。
ただ、うつ病の本を読んで、そういった重要な決断は闘病中はしてはいけない、という記載をみつけました。

これは偶然なのですが、ちょうど同じ時期に同じ大学に通う友人もうつ病になり、彼は一年休学する、とのことでした。
私も家族と相談して大学3年目を休学することにしました。

病院に通いながら、時々実家へ帰ったり、一人暮らしの部屋に戻ってみたり、という生活を一年送り、復学しても問題ないまでに回復しました。

ここまで書くと順調に治ったように思われるかもしれませんが、実は10年以上経った今も罹患前の状態にまで完治しておらず、通院を続けています。
ただ、大学を一年休学してある程度まで回復できたのは良かったと思います。

これは栃木県のがん患者さんの治療ブログで学んだのですが、長い人生、1年や2年休んでも全く問題はありません。
今つらい状態にいる方は、焦るかもしれませんが、時間がかかってもいい、と思って無理をしないで欲しいと思います。